セルライトと脂肪の違いとは【驚きの事実】

「セルライト」と「脂肪」の違いはどのようなものなのでしょうか？

セルライトと脂肪は同じものなのか、あるいは全く違っているものなのか、
それほど詳しく把握していない人も多くいるのではないでしょうか。

一見すると、セルライトと脂肪は同じようなものであると考えられがちです。
しかし、セルライトと脂肪は実際に非常に違っています。

こでのページは、
「セルライトと脂肪の違いと特徴」についてご紹介しましょう。

セルライトと脂肪の違い

脂肪とは、正式には脂肪細胞といいます。

先ほど冒頭でセルライトと脂肪は実際には非常に違っていると言いましたが、
実は、医学上は「セルライト」と「脂肪細胞」は性質上同じものとされています。

では、何がちがうのでしょうか？

セルライトと脂肪細胞の一番大きな違いは、「燃焼のしにくさ」です。

セルライトと脂肪細胞はどちらが燃焼しにくいのでしょうか？

燃焼しにくいのは、「セルライト」です。

なぜかというと…
セルライトは「脂肪細胞と老廃物が結合して硬くなったもの」だからです。

より詳しく違いを見ていくために「セルライト」と「脂肪細胞」の特徴をまとめました。

セルライトの特徴

「セルライト」は、医学上「脂肪細胞」と同じとされていますが、
どうやってセルライトという言葉が生まれたのでしょうか？

【参考記事】【重要】セルライトって医学的には何か知っていますか？【専門知識】でも、セルライトの由来について詳しく説明していますが、

セルライトという言葉はフランスで作られた造語です。
細胞を意味する”Cellute”と鉱物を意味する”ite”をあわせて「セルライト」という言葉は生まれました。

セルライトという言葉を作ったのは、
1900年代初めのヨーロッパのエステサロンのエスティシャンであるため、医学用語の中にはセルライトという言葉は存在しません。

では、セルライトにはどんな特徴があるのでしょうか？

セルライトの特徴とは

先ほども、「セルライト」は医学上「脂肪細胞」と同じと話しましたが、
違いを強いていえば、セルライトは「老廃物が蓄積して結合しダメージを受けた脂肪細胞」のことを指します。

通常の皮下脂肪と違う部分として、
通常は脂肪細胞は固定されずに浮遊している状態ですが、
セルライトができると浮遊している脂肪細胞に老廃物が付着して固まり膨れ上がって炎症を起こしている状態になります。

そのせいで「運動しても簡単には落ちない」、「食事制限しても効果がない」などといった現象が起こります。

通常の脂肪細胞は、運動によって簡単に脂肪を燃焼させて落とすことが出来ますが、
老廃物と結合してしまった脂肪細胞は、マッサージなどによってまずかたまりを壊してから老廃物を排出し、脂肪を燃焼させなければなりません。

セルライトは特徴を理解した対処法がありますので、
むやみに自分の想像したやり方で叩いたり、力尽くでつぶしたりしないようにしましょう。

リンパを流し、直接解すことがセルフダイエットでできる一番効果的な方法とされています。

脂肪の特徴

セルライトの特徴についてみてきましたが、脂肪細胞にはどのような特徴や違いが見られるのでしょうか？

脂肪細胞の特徴とは

脂肪には「皮下脂肪」と「内臓脂肪」の2種類が存在します。

男女比の脂肪の付きやすさ

そのため男女の体型には差が出やすいと言われています。

また「皮下脂肪」と「内臓脂肪」では
それぞれ分解される速さが異なるのも大きな特徴の1つです。

「内臓脂肪」は燃焼されやすく、エネルギーに変わりやすいので
男性は比較的痩せやすいです。

「皮下脂肪」は燃焼されにくく、出産のときなどに備えて骨盤周りに多く付く傾向があるので、
女性は男性よりも痩せにくいのです。

しかし、双方とも運動や食事をコントロールすることで燃焼することが可能です。

終わりに

いかがでしたか？

セルライトと脂肪は同じようで違うことがお分かりいただけたかと思います。

自分のからだにセルライトがついてしまった場合は、
脂肪に比べて落とすのに時間と労力が必要になります。

しかし、諦めないで下さい！
セルライトを除去していく方法はあります。

当サイト「セルライト除去大辞典」でも様々な除去方法をご紹介しています。

もしよろしければ、参考までにご覧ください。