「ねえねえ!”塩分”のとりすぎはよくないっていうけど何によくないのかな?」
「確かに。からだに悪いのは確かよね!」
実は…
塩分のとりすぎは、
「セルライト」によくありません。
「どういうこと?」ってなりますよね。
このページでは
「セルライトと塩分の関係と摂取方法」について詳しく解説していきます。
日頃から塩分についてあまり気にせず食事をしてきたけど、
セルライトのために何か気をつけなければならないにゃ??
そうなんじゃ。
塩分は食事の中で何気なく摂取しているんじゃが、
塩分のとりすぎはからだにもセルライトにも大敵なんじゃ!
これから詳しく解説しよう。
この記事で分かること
- セルライトと塩分の関係とは
- セルライト予防の最適な塩分摂取量とは
- 効率的に塩分を控える方法とは
セルライトと塩分の関係とは
一見「セルライト」と「塩分」は無関係のように見えますが、実は深い繋がりがあります。
というのも、セルライトが作られる原因の一つが「むくみ(浮腫)」だからです。
セルライトは、体内のめぐりが悪くなることで
本来なら排出されるはずの水分や老廃物等が
脂肪細胞に取り込まれてコラーゲン繊維と癒着して固くなった皮下脂肪です。
塩分の過剰摂取がむくみを招くことは広く知られていますね。
食べ物においては、塩分の摂り過ぎがむくみに直結します。
塩分過剰摂取で「むくみ」ができる仕組み
塩分を摂り過ぎるとそれを薄めるために水分を溜め込みやすくなる
むくみが起きた場所は、
血液循環が悪化して老廃物や水分などが蓄積しやすくなるだけでなく、
冷えやすくなってセルライトがより作られやすくなってしまうのです。
セルライト予防の最適な塩分摂取量とは
塩分はむくみの大敵!
セルライト防止に最適な塩分摂取量は、
1日7g以下に抑えるとGOOD!
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(20年版)」によると…
1日あたりの塩分摂取量の基準値(成人)
女性・・・・6.5g未満
【参考資料】
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(20年版)」
厚生労働省が行った「国民健康・栄養調査の概要」によると…
日本人の1日の塩分摂取量は、平成24年(2012年)時点で男性11.3g、女性9.6gでした。
やや、過剰摂取に感じられますよね。
しかし、5年後の平成29年(2017年)での日本人の1日の塩分摂取量は、
男性10.8g、女性9.1gとなっています。
やや減少傾向にあると言えますね!
ただ、2020年度版の厚生労働省制定の「日本人の食事摂取基準」の目標量と比較すると、日本人の平均塩分摂取量はまだまだ多いことが分かります。
効率的に塩分を控える方法とは
普段の食生活を改善しましょう。
汁物は飲み干さない
スープやみそ汁などの汁物には、塩分が多く含まれています。
飲む量を減らすか、飲まないようにしましょう。
外食はなるべくバランスの取れた定食を!
外食の料理は、味付けが濃いものが多いです。
のどが渇くような濃いものばかリに偏らないように選ぶ時に工夫しましょう。
餃子などのタレをつけて食べる料理は、タレを塩分控えめなレモンなどに置き換えるなど少し日頃から気を付けましょう。
料理をする際はしっかり計量
塩は特に目分量で料理しがちですが、目分量になるとなぜか必要以上の塩分を使用してしまいます。
しっかりレシピに沿った塩分を計量して、調理しましょう。
塩分カット調味料を活用する
最近では醤油や味噌、顆粒出汁などの塩分を多く含む調味料は、塩分カットしたバージョンで販売しているものがあります。
確かに味は薄くなりますが、
からだの健康とセルライト防止のためには効果的だと思います。
漬物は塩分が多いため注意!
漬物は、基本的に大量の塩と一緒に漬けて、
しんなりさせてそのまま漬物として食べているため、
食品の中ではかなり塩分が多い食べ物です。
終わりに
いかがでしたか?
「セルライト」と「塩分」の関係、摂取方法の注意点についてご紹介してきました。
「塩」は常に私たちの口に入り、身近にある食品でありながらも摂取方法を間違えると
からだに害を及ぼすものになりかねません。
国が定めた摂取量をしっかりと守り、
自身の健康とこれ以上のセルライトを増やさないために一緒に頑張りましょう。