セルライトが不妊の原因になるって本当？【重要】

「セルライトって付きすぎたりすると、
不妊に繋がるってうわさで聞いたんだけど本当なの？」

「肥満だと不妊になりやすいって話だけど、
セルライトも不妊の原因になるのかな…？」

いいえ！
セルライトは、不妊の原因にはなりません。

ただし…
セルライトができる要因には、「からだの冷え」があります。
不妊治療では、からだを温めることが大切とよく聞きますよね！

セルライトが出来ているということは、「からだが冷えやすい」ので、
一概に不妊と無関係とも言えませんね！

このページでは、
「セルライトと不妊の関係」について見ていきましょう。

セルライトと不妊の関係について

冒頭でも、お伝えしましたが、
「セルライトが不妊の直接的な原因にはなりません。」

ただし、セルライトができることは、
「からだの血液のめぐりが悪いということ」です。

セルライトは、
脂肪細胞が老廃物や余分な水分を溜め込んでしまっている状態で、
手で触ると冷たいことが多いです。

冷えていると血液がうまく流れません。

また血流が悪いと、
不妊治療のために服用しているホルモン薬やサプリメントも、
効き目が悪くなってしまいます。

骨盤や子宮まわりの血流を良くすることが、
妊娠しやすい身体づくりにつながると考えられます。

セルライトは下半身にできやすいですが、これは下半身が冷えやすいからです。

下半身にセルライトが多かったり太っている人は注意が必要です。

セルライトがある＝血流がとどこおっているということに他なりません。

これから将来的に子供を考えている人は、
セルライトを減らして、からだを冷やさない努力をするといいでしょう。

肥満だと不妊に繋がるの？

肥満な人は、不妊になりやすいってのは、本当なのでしょうか？

「不妊になる可能性が高いのは、本当です！」

なぜ肥満な人は、不妊になりやすいのか？

肥満が不妊につながる原因としては、
脂肪が妨げとなり血液の流れが悪くなって、からだの隅々まで「栄養素が運ばれにくく」なります。

その結果、
卵巣などの臓器へも栄養素が届きにくくなり、
「生理不順」や「排卵障害」、「着床障害」などが発生します。

また肥満とよく合併する病気として、
排卵が起こらなくなる「多嚢胞性卵巣」があります。

また妊娠できた後にも肥満だとリスクがあります。

肥満な人が妊娠した後にも…

「妊娠高血圧症候群」、「妊娠糖尿病」などの様々な障害が非常にでやすく、
骨盤内の脂肪で難産になり、帝王切開の確率が高くなります。

「体脂肪とホルモンの働き」は連動しています。

妊娠しやすい体を望むなら、日頃から適正体重を維持するよう心がけましょう。
一時的な排卵障害なら、適正体重に戻すことで改善されます。
不安な人は、婦人科を受診しましょう。

自分の適正体重を知る方法

BMI（肥満指数）を目安に！

日本肥満学会の定めた基準では、

BMIが18.5未満を「痩せすぎ」、18.5以上25未満は「標準」、25以上を「肥満」としています。

不妊改善のためのセルライト除去方法

不妊解消のためにも、
からだの冷えを引き起こす原因であるセルライトを除去しましょう。

セルライト除去方法

1. からだを温める

おすすめのからだの温め方法として、

などがあります。

2. セルライトマッサージをする

マッサージをする前に、ボディークリームまたはボディーオイルを塗りましょう。
事前に塗ることで、マッサージしやすくなります。

★セルライトマッサージのポイント★

リンパとは…

からだには、大きく6つのリンパ節があります。

①耳下腺
②鎖骨
③わきの下の腋窩（えきか）
④肘
⑤鼡径（そけい）
⑥膝裏の腋窩（えきか）

図に矢印に向かって、マッサージで柔らかくしたセルライトを流していきましょう。

以上の工程を行うことで、セルライトを減らし、からだの冷え解消にも繋がります。
結果的には、不妊の可能性を減らすことができるでしょう。

いかがでしたか？
少しひやひやする部分も多くありましたが、
肥満とセルライトは、不妊の原因になりかねません。

不安が少しでもある場合は、直接産婦人科に行って話を聞いてもらうといいでしょう。